法定相続人【基本編】(この記事は約5分で読むことができます。)

地域の皆様、いつもお世話になっております。はなぞの綜合法律事務所です。

新型コロナウイルスの感染者数は相変わらず増加傾向で、大阪では感染者数が20日のブログで示した数値より139名増加の1351人となっています。日本全体で見た場合462人増加しており、感染者数のうち約3分の1弱を大阪が占めています。感染予防に努めつつ、日々健康に留意し、免疫を高めるべく、バランスの良い食事と良質な睡眠をとるように心がけています。

さて、前回のブログ【それって本当に相続?】では、相続人が誰かという話に少し触れました。相続人が誰かは法律について詳しくない方でも、何となくわかるといった方が多いのではないでしょうか。今回は「法定相続人」について少し簡単に触れてみます。

まず、法定相続人とは、民法という法律で定められた相続人のことをいいます。亡くなられた方が遺言を遺していなかった場合に、民法に従って相続人の範囲が決定され、亡くなられた方の財産(プラスもマイナスも)相続することになります。遺言がある場合の話は次の機会に譲ります。

では、具体的には誰がどのような順位で相続人になるのでしょうか。

この点について、必ず相続人となるのは、亡くなられた方の配偶者(夫又は妻)です。

次に、血族相続人があれば配偶者とともに血族相続人が、優先順位に従って相続人となります。血族相続人と言うと少し難しく聞こえますが、簡単に言うと①子②親③兄弟のことを言います。また優先順位もこの順番になります。優先する血族相続人がいる場合、次の順位の血族相続人は相続人になることはありません。

具体例を挙げてみましょう。

【例】Aさんが死亡しました。Aさんには、その父親であるDさん、配偶者Bさん、子供のCさんがいました。

この例では、まず配偶者Bさんが必ず相続人となります。そして、血族相続人である子のCさんがいるので、Cさんも相続人となります。Cさんは血族相続人の中の「子」にあたるので第一順位の血族相続人です。そうすると、「親」であるDさんは第二順位の血族相続人ですから、今回は相続人になりません。

このように、法定相続人の範囲は、まず配偶者の有無を確認し、次に血族相続人の有無及びその順位を確認することで決定されることになります。

では、必ず相続人となる配偶者がいない場合はどうでしょうか。この場合も同様に血族相続人がその順位に従って相続します。先の例で配偶者Bさんがいなかった場合、第一順位の「子」であるCさんがAさんを相続し、第二順位のDさんは相続人となりません。

少し難しかったでしょうか。今回はまず法定相続人の決定の方法について、基本的なことに触れてみました。次回は少し応用的なことに触れられたらと考えています。

明るい話題が少ない毎日ですが、趣味で育てている観葉植物が久しぶりに新芽を出しました。植物の強かな姿に癒されながら、また日々の執務に戻りたいと思います。

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