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遺産分割はトラブルに発展しやすい
遺産分割は家族が亡くなった後に、残された財産を誰がどれだけ受け取るかを決める大切な話し合いです。家族を失った悲しみの中でも、すべての相続人が合意できる解決策を見つける必要があります。
しかし家族間で意見が合わず、トラブルになることも少なくありません。意見の不一致が生じた際、相続人だけで解決しようとすると、合意に至らず不公平な結果を招く恐れがあります。
そうした状況では、個人的な感情を差し置き、法的知識に基づいた客観的なアドバイスを提供できる弁護士に相談することが賢明です。
遺産分割のトラブルは弁護士へ相談
遺産分割に関する問題や疑問は、早期に弁護士へご相談いただくことをおすすめします。
相続における手続きやトラブルの予防、解決策の提供には、専門家の助言が非常に有効です。
弁護士への相談には次のようなメリットがあります。
弁護士へ相談することのメリット
- 正しい相続の手続きをサポートしてもらえる
- トラブルを避けるための遺産分割方法についてアドバイスしてもらえる
- 遺産分割協議に代わりに参加してもらえる
- 自分の望む分割案を前もって伝え、それに基づいた結果を目指してサポートしてもらえる
- など
当事者で解決をはかると、かえって問題がこじれてしまう恐れがあります。
遺産相続のトラブルは弁護士へ相談して、早期解決を目指しましょう。
東大阪市・東花園の弁護士法人はなぞの綜合法律事務所では、初回のご相談を無料で承っております。お気軽にお問い合わせください。
弁護士へご相談いただくタイミング
遺産の分割方法が決まらない場合、専門家に相談するタイミングに悩んでしまうかもしれません。弁護士への相談・依頼はできるだけ早い段階で行うことをおすすめします。今後のトラブル回避に繋がったり、自分の考えをまとめたりする手助けになるため、早すぎるということはありません。
もしも、すでにトラブルが発生している状態なのであれば、できるだけ早く弁護士へ相談してください。被害を最小限に抑えられるよう、全力でサポートします。
遺産分割を弁護士に依頼するメリット
遺産分割協議のストレスから解放
遺産を分ける時は、家族全員で「遺産分割協議」を行わなければいけません。しかし、家族だからこそ、本当の気持ちを言い出しにくかったり、意見の食い違いでトラブルになったりすることもあります。弁護士に依頼することで、他の相続人との直接的な交渉を避け、ストレスなくご自身の権利を主張できるようになり、スムーズな話し合いに繋がります。
相続人や相続財産を正確に調査してもらえる
遺産を正しく分けるためには、誰が相続する権利があるのかをはっきりさせる必要があります。しかし家族関係が複雑だと、相続人の判断が困難です。例えば相続人がすでに亡くなっていて孫が相続人になったり、後に婚外子が判明して相続人が増えたりすることがあります。遺産相続でよくあることですが、家族関係が複雑になりトラブルの原因になることがあります。
また生前贈与で被相続人の遺産の範囲が不明確であったり、協議の後で財産がでてきたりすると、遺産分割をやり直さなくてはいけません。
弁護士に依頼することで、相続人を漏れなく特定し、相続財産を確定できます。
公平な遺産の分け方を提案してもらえる
弁護士がいれば法律の知識と経験を活かして、遺産の公平な分け方を提案してくれます。
例えば、被相続人へ長年の介護など特別な貢献をした人は、それに見合った遺産の分け前を主張できます。これを「寄与分」と良い、弁護士はこの主張が認められるかどうかを分析し、分割を進めるサポートをします。
遺産分割協議が終わったら、「遺産分割協議書」の作成です。この書類に不備があってはならず、弁護士に作成を依頼すれば法務局や金融機関での手続きもスムーズに進むでしょう。
遺産分割の割合や適切な分け方で不利益を回避できる
相続人が多かったり、相続財産の分割が難しかったりする場合は、トラブルの原因となりやすいです。以下は、分割割合や分け方で注意したいケースです。
- 遺産の不動産を複数人で相続する
- 生前贈与や遺贈している
- 借金や未払いがある
- など
これらは状況によって異なるため、専門家に相談することが大切です。場合によっては、遺留分侵害額の請求や相続放棄、限定承認などの方法を検討します。
弁護士は相続人だけでは解決できない問題にも対応し、スムーズな分割をサポートします。
遺言があった場合に有効か無効か、遺留分侵害の意見を聞ける
遺言を作成していた場合、遺産分割はその遺言に基づいて行われますが、遺言の真正性や有効性に疑問を持つこともあります。弁護士に相談すれば、遺言の有効性についての意見を聞けます。
相続人には最低限保障された遺産の権利「遺留分」があります。遺言によって遺留分が侵害された場合、弁護士に相談することで、遺留分侵害の有無を確認し、必要な請求を行えます。
遺言書が形式を満たしていない、偽造された可能性があるなど、遺言の有効性に疑問もあるでしょう。弁護士は遺言書の内容や保管状況を検証し、必要に応じて法的に有効性を確認します。
認知症や未成年の相続人がいる場合でもスムーズな対応が可能
相続人に認知症の方や未成年者がいる場合、遺産分割の前に特別な手続きが必要です。認知症の方は、その人の代わりに決定を行う「成年後見人」を設定し、未成年者の場合は「特別代理人」を立てることが求められます。
このようなケースでは、家庭裁判所で代理人を指名する手続きが必要になります。弁護士に依頼すれば、成年後見人や特別代理人の手続きをスムーズに進められます。
調停や審判になった場合も代理してもらえる
遺産分割協議では、相続人全員の納得が必要なため、どうしても意見が合わずに話がまとまらない可能性があります。こうした場合、調停や審判を行いますが、調停や審判の場では弁護士の力が非常に有効です。
知識はもちろん、経験も豊富な弁護士であれば、問題解決に尽力してくれる頼もしい味方になってくれるでしょう。
まずは無料で弁護士へ相談
遺産相続の手続きでわからないことがあっても、弁護士への相談をためらわれる方もおられます。
弁護士法人はなぞの綜合法律事務所では、そうした方々の不安に寄り添い、専門的なサポートを提供するために、初回の法律相談を無料で承っております。何かご不明な点やお困りの事がございましたら、遠慮なくご連絡ください。